VRChatに他の人のアバターで行ってみた
修論の提出を二日後に控えたJackです。
今回は最近何かと話題のVRChatに行ってみた話を書きたいと思います。 元々体験したことはあったのですが、Unityで自分のワールドを作ってというのは初めてだったので、ちょっと書きたいと思います。
そもそもVRChatとは、
『VRChat』は、ネットワーク上で多人数でコミュニケーションが取れるソーシャルVRサービスです。ビデオ通話などとは違い、ボイスチャットだけでなく身振りや手ぶりを相手の目の前で伝えられるため実際に会っている感覚が強いのが特徴的です。ソーシャルVRと呼ばれる作品としては『Rec Room』や『AltspaceVR』などがあります。
(引用) 話題のVRアプリ『VRChat』その魅力と始め方を紹介/Mogura VR http://www.moguravr.com/vrchat-6/
VRChatの魅力はソーシャル要素だけでなく、自分でモデリングしたアバターや、部屋を使用することができる点もあります。
VRChatの部屋を作るのはUnityに触ったことがある人だと比較的容易に取り組むことができます。
初めてのVRChatワールド作成
VRChatの公式サイトでアカウントを登録した後、ダウンロードページからSDKをダウンロードします。
unitypackage形式になっているのであとはUnityにインポートすれば使用することができます。
しかし、どうやら2017以降のUnityには対応していないようで、私はUnity5.6.3p1を使用しました。
インポートするとAsset直下にVRCSDKが出てくるので、VRCSDK/Prefabs/World内のVRCWorldプレハブをヒエラルキービューへ入れます。
これだけでVRCのワールド作成は終了です(実際には、オブジェクトの配置やログイン、アップロードなどの処理もありますが、多くの方が記事を書かれているので割愛します)
さっそくVRChatの世界にいってみた
今回の目的は自分の作ったワールドが正しくできているかを確認することとは別に、もう1つ、morioさんのアバターでVRChatの世界に遊びに行くというミッションがありました。
morioさんとは私がXR界隈に飛び込むことになった元凶の人でもあり、XRイベントなどでよくして頂いている尊敬できるMicrosoft MVPの方です。
こ…これは…!?(音声なし)(本人許可済み) pic.twitter.com/jYJ9ekOaPU
— JackMasaki@修論やばみ (@JackMasaki) 2018年1月21日
そんな彼が自身の3Dモデルをくださったので、その姿でVRChatの世界に行ってみようというのが目的です。
まず1つめの目的である自作のワールドはこちら
VR内オフィス!
まじめに仕事で運用できないかと検討中です。
そして2つめの目的であるmorioさんのアバターで人の多いワールドに遊びに行ってみることにしました。
優しく向かい入れてくれた住民たち
morioアバターでさっそくJapan Cityというワールドに遊びに行ってみると、小さい女の子のアバター同士がいちゃいちゃしていたり、めちゃくちゃ大きな女の子のアバターがダンスを踊っていたりといつも通りにぎやかです。
そんな中、こちらに近づいてくるアバターがいました。
そう、夢の王国を支配するネズミのアバターです。 なぜか夢の王国を支配するネズミのアバターはこちらを見るなり顔をパンチしてきたので、応戦しようとしたところ、逃げられてしまいました。
恐ろしやVRChatの世界!
告知
ここからは告知です。
ikkouさんが主催されているxR Tech Tokyo #9で30分のセッションを行うことになりました!
https://vrtokyo.connpass.com/event/77042/
セッション内容はまだ未定ですが、XRの世界に飛び込んだ経緯や銀座VRで展示した『Castle Vicinity Repel -みをていしてまもる-』の開発はどのように行われたか、今後のXRについての考えなんかを話したいと思います。
このころには修論の結果も出ていると思うのでお楽しみに!